
エンジンカッターを探しているけれど、種類が多くてどれを選べばいいかわからない。そんな悩みを持つ方は少なくありません。ブレードサイズや排気量、燃料方式など、比較すべきポイントが多く、自分の現場に合った一台を見つけるのは意外と難しいものです。
この記事では、DIYから建設現場まで幅広い工具に精通した監修者のもと、ツルマガ編集部が主要メーカーの人気モデルを複数の観点から比較・検討しました。
最新のエンジンカッターを人気ランキング形式でご紹介しますので、ぜひ自分に合った一台を見つける参考にしてください。
この記事を監修した人

この記事はツルマガ編集部のライターが執筆し、ツルマガ 監修者・DIYアドバイザーが監修しています。自宅のリノベーションをきっかけにDIYにハマり、気づけば工具の沼にどっぷり。電動工具からガーデニング用品まで幅広くリサーチし、ツルマガ編集部と一緒に失敗しない道具選びをサポートしています。
エンジンカッターの選び方|失敗しない4つのポイント

エンジンカッターを選ぶ際に押さえておきたいポイントを、以下の表と合わせて解説します。
| 選ぶポイント | チェック内容 |
|---|---|
| ブレードサイズ | 切断する素材の厚さに合った切込深さを確認する |
| 排気量・出力 | 硬い素材を切る場合は高出力モデルを選ぶ |
| 燃料方式 | 混合・分離潤滑・4ストロークで手間が異なる |
| 質量・防振性能 | 長時間作業なら軽量・低振動モデルが快適 |
ブレードサイズで切込深さを決める
エンジンカッターのブレードサイズは9インチから16インチまで幅があり、サイズが大きいほど切込深さも深くなります。コンクリート二次製品や管材の切断がメインなら14インチ前後、補修程度の軽作業なら12インチ以下が目安です。
個人的には、迷ったら14インチを選んでおくと、たいていの現場で対応できるので使いやすいと感じています。
排気量と出力で作業効率が変わる
排気量が大きいほどパワフルで、硬い素材もスムーズに切断できます。一般的な作業なら70〜75mLクラスで十分ですが、鋳鉄管や厚いコンクリートを頻繁に切るなら90mL以上のハイパワーモデルが効率的です。
正直なところ、パワーに余裕があるモデルのほうが無理な負荷をかけずに済むので、長い目で見てエンジンにもやさしいです。
燃料方式で使い勝手が大きく変わる
エンジンカッターの燃料方式は、混合燃料式・分離潤滑式・4ストローク式の3つに分かれます。混合燃料式は最も一般的でラインナップも豊富です。分離潤滑式はガソリンとオイルを別々に入れるだけで自動混合してくれるため手間が少なく、4ストローク式は自動車用ガソリンがそのまま使えます。
編集部内でも意見が分かれたけど、初めての方には分離潤滑式か4ストローク式が燃料トラブルを避けやすくておすすめです。
質量と防振性能で作業中の疲労を軽減する
エンジンカッターの本体質量は7〜13kg程度で、軽いほど持ち運びや取り回しが楽になります。また、防振構造が充実しているモデルは長時間作業での腕や手への負担を大きく軽減してくれます。
個人的には、毎日使うなら10kg前後の軽量モデルが体への負担が少なくて使いやすいと感じています。
エンジンカッターおすすめ人気ランキング10選|特徴とスペックを徹底比較

| 順位 | 商品名 | タグ | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 1 | ハスクバーナ K770 14インチ | バランス重視 | 低振動と切断力を両立した定番モデル |
| 2 | 新ダイワ EC7414S エンジンカッター | 軽量モデル | 10.1kgの軽さでプロの現場を支える |
| 3 | ハスクバーナ K970 14インチ | 高出力 | 4.8kWのパワーで毎日の切断を効率化 |
| 4 | マキタ EK7651H エンジンカッタ 355mm | 4ストローク | ガソリンだけで使える次世代カッター |
| 5 | ハスクバーナ K770 12インチ | 万能型 | 世界で最も選ばれたオールラウンドの実力 |
| 6 | ハスクバーナ K970 16インチ | プロ仕様 | 145mmの深切りで厚物も一発対応 |
| 7 | ハスクバーナ K970 12インチ | ハイエンド | 94ccの大排気量で硬い素材も楽に切れる |
| 8 | ハイガー HG-GT7208S エンジンハンドカッター | コスパ重視 | 5馬力のパワーで現場の即戦力になる |
| 9 | 新ダイワ EC90 エンジンカッター | エントリーモデル | 7.5kgの軽さで小規模作業にぴったり |
| 10 | 新ダイワ ECLD7412S-CD エンジンカッター 分離潤滑 14インチ | – |
ここからは、エンジンカッターの中から注目のモデルをランキング形式でご紹介します。それぞれの特徴を比較しながら、自分の現場に合った一台を見つけてください。
ハスクバーナ K770 14インチ
【バランス重視】低振動と切断力を両立した定番モデル
出力3.7kWのX-TorqエンジンとSmartTension機能を搭載し、パワーとメンテナンス性を高次元で両立しています。低振動設計で長時間作業の負担も軽減します。
14インチブレードによる最大125mmの切込深さを確保しつつ、質量は10.1kgと軽量。パワーと取り回しのバランスに優れた定番モデルです。
世界中で最も販売台数が多いという実績は、信頼性の裏付けとも言えます。個人的には、最初の一台としてバランスの良さが光るモデルという印象です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 排気量 | 74mL |
| 出力 | 3.7kW |
| 質量(本体のみ) | 10.1kg |
| ブレード径 | 350mm(14インチ) |
| 最大切込深さ | 125mm |
新ダイワ EC7414S エンジンカッター
【軽量モデル】10.1kgの軽さでプロの現場を支える
73.5mLエンジンを搭載し、高出力・高トルクでパワフルに切り込みます。新開発の4ステージエアクリーナが粉塵の多い環境からエンジンを守り、長寿命を実現しています。
本体10.1kgという軽さはクラストップレベルで、長時間の作業でも疲れにくい設計です。防振構造と合わせて、現場での取り回しの良さが光ります。
正直なところ、エアクリーナの性能が従来機の約7倍という数値はかなりのもので、粉塵が多い解体現場でも安心して使えるモデルという印象です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 排気量 | 73.5mL |
| 出力 | - |
| 質量(本体のみ) | 10.1kg |
| ブレード径 | 360mm(14インチ) |
| 最大切込深さ | 130mm |
ハスクバーナ K970 14インチ
【高出力】4.8kWのパワーで毎日の切断を効率化
排気量93.6mLで出力4.8kWと、K770を大きく上回るパワーを持ちます。デジタル制御点火システムにより、寒冷時や高負荷時でも安定した始動性を確保しています。
14インチブレードで最大125mmの切込深さに対応し、日常的にハードな切断をこなす現場の効率を大きく高めてくれます。
K770と比べて約1.1kWの出力差は、硬い素材を切るときに体感としてもはっきり分かるレベルです。毎日ヘビーに使うならK970を選んでおいて損はないという印象です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 排気量 | 93.6mL |
| 出力 | 4.8kW |
| 質量(本体のみ) | 10.9kg |
| ブレード径 | 350mm(14インチ) |
| 最大切込深さ | 125mm |
マキタ EK7651H エンジンカッタ 355mm
【4ストローク】ガソリンだけで使える次世代カッター
排気量75.6mLで最大出力3.0kWを発揮し、355mmブレードで最大122mmの切込深さに対応。ダイヤフラム式キャブレタとデコンプ機能により、始動もスムーズです。
2つの金属スプリングによる防振構造でハンドル部の振動を低減。ループハンドル採用で水平切断がしやすく、日々のコンクリート切断を快適にこなせます。
混合燃料を作る手間から解放されるのは、現場で意外と大きなメリットです。ガソリンスタンドでサッと給油できる手軽さは、一度体験すると戻れないという声も多い印象です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 排気量 | 75.6mL |
| 出力 | 3.0kW |
| 質量(本体のみ) | 12.9kg |
| ブレード径 | 355mm(14インチ) |
| 最大切込深さ | 122mm |
ハスクバーナ K770 12インチ
【万能型】世界で最も選ばれたオールラウンドの実力
X-Torqエンジンによる低燃費・高出力と、新搭載のSmartTension機能によるベルト張り調整のセミオート化が特徴です。メンテナンス性が大幅に向上しています。
振動値2.5m/s²以下という優れた低振動性で身体的疲労を軽減し、正確な切断ラインを実現します。バランスの取れた一台を求める方に最適です。
12インチは14インチより取り回しが軽く、狭い場所での作業にも向いています。切込深さ100mmで足りる現場なら、こちらのほうが使いやすいと感じる方が多い印象です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 排気量 | 74mL |
| 出力 | 3.7kW |
| 質量(本体のみ) | 10.0kg |
| ブレード径 | 300mm(12インチ) |
| 最大切込深さ | 100mm |
新ダイワ ECL7414S-CD エンジンカッター 分離潤滑 14インチ
【初心者向け】混合燃料いらずで準備の手間を大幅カット
混合燃料の準備が不要な分離潤滑式のエンジンカッターです。燃料の混合作業が面倒に感じる方や、混合比のトラブルを避けたい方に向いています。
ガソリンとオイルをそれぞれ専用タンクに補充するだけで自動混合してエンジンに供給される仕組みです。4ステージエアクリーナシステムが粉塵からエンジンを守ります。
排気量73.5mLの高トルクエンジンと14インチブレードで最大130mmの切込深さを確保。分離潤滑式ならではの手軽さとプロレベルの切断力を両立しています。
混合燃料の比率を間違えてエンジンを傷めるリスクがないのは、特にエンジンカッターに慣れていない方にとって安心材料です。編集部内でも意見が分かれたけど、手軽さを重視するなら有力な選択肢です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 排気量 | 73.5mL |
| 出力 | – |
| 質量(本体のみ) | 10.7kg |
| ブレード径 | 360mm(14インチ) |
| 最大切込深さ | 130mm |
ハスクバーナ K970 16インチ
【プロ仕様】145mmの深切りで厚物も一発対応
93.6mLエンジンによる4.8kWの出力で、16インチブレードを力強く回転させます。堅牢な構造は厳しい気候や過酷な環境下でも安定した性能を維持します。
最大切込深さ145mmはシリーズ最大クラスで、通常のモデルでは届かない深さまで一度に切断可能です。大規模な現場で頼れる一台です。
16インチの切込深さは他の14インチモデルと比べて明らかなアドバンテージがあります。ただし質量は11.9kgとやや重めなので、深切りが本当に必要な現場向けという位置づけです。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 排気量 | 93.6mL |
| 出力 | 4.8kW |
| 質量(本体のみ) | 11.9kg |
| ブレード径 | 400mm(16インチ) |
| 最大切込深さ | 145mm |
ハスクバーナ K970 12インチ
【ハイエンド】94ccの大排気量で硬い素材も楽に切れる
排気量93.6mLのX-Torqエンジンを搭載し、4.8kWの高出力を発揮しながら排出ガスを75%削減、燃料消費も20%低減しています。遠心分離型エアクリーニングシステムが過酷な環境でもエンジンを保護します。
12インチモデルは取り回しの良さと十分なパワーを両立しており、狭い場所での作業にも対応できる一台です。
K770の12インチと比較すると、パワーの差は歴然です。12インチの取り回しが欲しいけどパワーは妥協したくないという方にとって、唯一の選択肢と言えます。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 排気量 | 93.6mL |
| 出力 | 4.8kW |
| 質量(本体のみ) | 10.9kg |
| ブレード径 | 300mm(12インチ) |
| 最大切込深さ | 100mm |
ハイガー HG-GT7208S エンジンハンドカッター
【コスパ重視】5馬力のパワーで現場の即戦力になる
2ストローク約5馬力エンジンを搭載し、ブレード回転速度は最高9,500rpmと力強い切断性能を発揮します。防振システムとデコンプ機能により、始動性と快適性にも配慮されています。
手の届きやすい価格帯ながら14インチブレード対応で最大120mmの切込深さを確保しており、初めてエンジンカッターを導入する現場にもおすすめです。
有名メーカー品と比べるとコストパフォーマンスの高さが際立ちます。正直なところ、頻繁に使わないけど一台持っておきたいという方には十分な性能という印象です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 排気量 | 74mL |
| 出力 | 3.5kW(約5馬力) |
| 質量(本体のみ) | - |
| ブレード径 | 355mm(14インチ) |
| 最大切込深さ | 120mm |
新ダイワ EC90 エンジンカッター
【エントリーモデル】7.5kgの軽さで小規模作業にぴったり
排気量35.5mLのエンジンを搭載し、226mmブレードで最大70mmの切込深さに対応。小径ブレードならではの取り回しの良さが魅力です。
本体質量わずか7.5kgと非常に軽量で、片手での持ち運びも楽にこなせます。ちょっとした補修作業や薄手のコンクリート切断に便利な一台です。
他のモデルと比べると切込深さは控えめですが、そのぶん圧倒的に軽いのが魅力です。個人的には、車に常備しておくサブ機としても使いやすいと感じています。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 排気量 | 35.5mL |
| 出力 | - |
| 質量(本体のみ) | 7.5kg |
| ブレード径 | 226mm(9インチ) |
| 最大切込深さ | 70mm |
よくある質問|エンジンカッターについての疑問を解決

Q. エンジンカッターと電動カッターの違いは?
エンジンカッターはガソリンエンジンで駆動するため、電源のない屋外現場でも使用できます。電動カッターに比べてパワフルで、コンクリートや鋳鉄管など硬い素材の切断に適しています。ただし、エンジン音が大きく排気ガスが出るため、室内や住宅密集地での使用には配慮が必要です。
Q. エンジンカッターのブレードは何種類ある?
主にダイヤモンドブレードとレジノイド砥石の2種類があります。ダイヤモンドブレードはコンクリートや石材の切断に適しており、レジノイド砥石は金属の切断に使われます。切断する素材に合ったブレードを選ぶことが、仕上がりと効率を左右する重要なポイントです。
Q. 混合燃料の作り方がわからないのですが?
混合燃料は、ガソリンと2サイクルエンジンオイルを規定の比率(一般的に25:1〜50:1)で混ぜて作ります。混合比はメーカーの取扱説明書に記載されています。混合が面倒な場合は、分離潤滑式や4ストローク式のモデルを選ぶと燃料管理の手間を省けます。
Q. エンジンカッターの日常メンテナンスは?
使用後はブレード周辺の粉塵を清掃し、エアクリーナのフィルターを定期的に点検・交換することが大切です。また、燃料を長期間入れたまま放置するとキャブレタが詰まる原因になるため、保管前には燃料を抜いておくことをおすすめします。
Q. レンタルと購入、どちらがお得?
レンタルは短期間の使用や試しに使ってみたい場合に向いています。頻繁に使う現場では購入のほうがトータルコストを抑えられます。まずはレンタルで実際の使い勝手を確認してから購入を検討するのもひとつの方法です。
まとめ|エンジンカッター選びで迷ったら

エンジンカッターは、ブレードサイズ・排気量・燃料方式・質量の4つのポイントを押さえることで、自分の現場に合った一台を見つけやすくなります。
初心者やオールラウンドに使いたい方には、世界で最も選ばれているハスクバーナ K770 14インチがおすすめです。軽さとプロの切断力を両立したい方には新ダイワ EC7414S、ハイパワーを求めるならハスクバーナ K970 14インチが有力候補になります。
燃料管理の手間を省きたい方は、分離潤滑式の新ダイワ ECL7414S-CDや4ストローク式のマキタ EK7651Hも検討してみてください。コスパ重視ならハイガー HG-GT7208S、小規模作業なら新ダイワ EC90も選択肢に入ります。
正直なところ、どのモデルも一長一短があるので、まずは自分の現場で最も多い作業内容を基準に選ぶのが失敗しないコツです。迷ったらぜひこの記事を参考に、ベストな一台を見つけてください。










